見え方の違い(スポーツ観戦編)

見え方の違い(スポーツ観戦編)

フィールドの広く動きの大きいスポーツ(サッカー、ラグビー、アメフトなど)

サッカーやラグビーなどフィールドの広いスポーツは、視野の広い5x20が快適です。7x20だと視野が狭いので、ボールを見逃してしまうことが多くなります。

例えば60,000人収容の埼玉スタジアムでは、メインスタンド最上部から左右のゴールまでの距離は120m。5x20で見たときの視野の直径は約23m、7x20なら17mです。ペナルティーエリアはだいたい40×16mですから、見える範囲はだいたいこんな感じです。

メインスタンドの中でもかなりサイドスタンドよりの席で、高さ的には真ん中くらいの位置だったとすると、近い側のゴールまでの距離は約60m。先ほどの席よりはかなり近くなりますので、その分双眼鏡で見える範囲は狭くなります。

野球

野球の場合はピッチャーやバッターの表情を見たいというニーズがあると思いますから、倍率の高い7x20の方が良いかもしれません。

フィギュアスケート

フィギュアスケートの場合は5x20であれば競技中でも動きの速い選手を追いかけることができるようです。7x20の場合はキス&クライを見るのには使えますが、競技中に使うには視野が足りず、選手を追いかけるのは難しいようです。

動きの少ないスポーツ(バレー、バスケ、テニス等)

代々木第一体育館や有明コロシアムなどの大会場の場合で、遠い席でも40m。中小規模の会場であれば遠くて20〜30m程度の距離ですから、倍率はそれほど必要ありません。

例えば30mの距離であれば、5x20の視界は5.78m、7x20の視界は4.3mです。バレーのコートは18x9m、バスケのコートは28x15m、テニスコートは24x11mです。「顔を少しでもアップで見たい」ということでない限りは、少しでも視野の広いほうを選ぶほうが無難ですから、5x20の方が適しているはずです。

20m、30mからの見え方については、コラム「見え方の違い(劇・ミュージカル・歌舞伎編)」が参考になるかもしれません。お目通しください。