双眼鏡の倍率について

多くの方がおちいるワナですが、倍率と性能は比例しません。

倍率が高くなれば、確かに大きく見えます。しかしその分、大きなデメリットがあります。

像の明るさを比較する

左は8~24倍ズーム双眼鏡を24倍にあわせたもの。右はヒノデの5倍双眼鏡です。

見える範囲を比較する

倍率が高くなるほど、見える範囲が狭まります。視界の外側は全く見えませんから、あまりに狭くなってしまうと、自分がどこを見ているのすらわからなくなります。

手ブレを比較する(15秒の動画)

一般的に、手持ちで使える双眼鏡は高くて10倍までと言われています。それ以上は、手ブレの影響がすさまじく、三脚での固定なしではとても使えません。

力の弱い方であればなおのこと。力の強い方でも長時間の使用は困難です。

下の動画を再生してみてください。たった15秒で、一目瞭然です。

結論 ~双眼鏡の倍率について~

ということを心にとめておいてください。

まとめ ~様々な用途と倍率~

それぞれの用途に定番の倍率があります。それらをまとめましたので、ごらんください。

上の一覧に20倍や30倍という高すぎる倍率はみあたりません。

多くの用途では4~7倍の低倍率が適していますが、双眼鏡売り場には低倍率は少なく、8~10倍が中心に売られています。なぜそうなったのでしょうか。

低倍率が少なくなった理由

量販店では説明が少なく、ユーザーの多くは、6倍、8倍、10倍の双眼鏡が並んでいたら、迷わず10倍に手を伸ばします。

すると、メーカーは売り場から「売れる商品」を要求され、やむを得ず、高めの倍率の双眼鏡を作ります。その結果、とても使いやすい、4~7倍という低倍率は減り、8倍以上の双眼鏡が増えました。

ヒノデはバランスを追求します

倍率に限らず、スペックや数字だけを追い求めると、双眼鏡は、本来のバランスを見失います。そして「使いやすい」「よく見える」という、あたりまえの性能が犠牲になります。

ヒノデの目標は、皆さんに、使いやすく、よく見える、バランスの良い双眼鏡を手にしていただくことです。

その双眼鏡は、一度使っていただければ、きっとそのよさがお客様にも伝わるはず。だから、

お気に召さなければ30日以内に着払いにてご返送ください。すぐにご指定の銀行口座に送料を含めた全額を返金いたします。

創業以来、この姿勢を貫いてまいりましたが、おかげさまでお客様から高い評価をいただいております。(お客様の声は、各商品ページに掲載されております)

楽天ランキング一位! 専門家からも高い評価!

楽天では、販売開始からわずか半年で、ランキング一位を獲得。通常、ランキング一位になるのは3000円前後の双眼鏡が多く、10000円を超える双眼鏡が一位を獲得するのは珍しいことです。

一般のお客様だけでなく、戸塚学氏、 小林義明氏、福田幸広氏といった、野鳥や野生動物の写真を撮影されている、著名なプロ写真家の皆様からもブログ等でご紹介いただくなど、高い評価をいただきました。

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