「お客様の声」の記事一覧

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お客様の声「ヒノデ5×21-A+」(その他)

お客様の声(長野県長野市/H様)

5 x 21 A+ を購入しました。千曲川、犀川周辺の散歩に A+ を持ち歩いています。
しばらく使ってみて、散歩で持ち歩くには最適なものではないかと思いました。
5倍の低倍率は初めてで、やや不安もありましたが、
像が極めて鮮明であるため、細部まで視認できるのが倍率の低さを補い、さらに視界の広さが加わって、
今まで使ってきた8倍程度の双眼鏡とは、別の世界を見ている気がします。

野鳥を眺めても、対象のみを拡大して注視するのと違い、
広い自然の環境の中のひとつの生き物を見ているのだ、という意識が強くなります。

裸眼で見るのと比べ、色相や彩度・明度の変化、劣化が非常に少なく感じます。
某有名メーカーの双眼鏡で、黄色く染まった雪景色を見て驚いたことがありますが、
A+で雪景色のようなシンプルでモノトーンな景色がどう見えるのか、冬が楽しみです。
(像の見え方のどんな部分に敏感なのかは、たぶん人それぞれで、
自分は色に反応しやすいのかもしれませんが)

残念に思うところも多少あります。

川岸のハリエンジュの大木が丸い視野いっぱいに拡がり、その細かい無数の葉が風にさざめく光景は、
ずっと眺めていたいほど美しいのですが、中心部の鮮明さが、視野周辺で急速に失われます。
全体が均一なパターンの像ではよく目立ち、広い視界が特徴だけに、残念さも大きいです。
普通に手が出る程度の価格の双眼鏡として、これは避けがたいことと理解していますが、
もし解消されたら、夢のようです。

もうひとつ。

川の水面の波、きらめき、空の反射を、目前から遠方へ、またその逆に、双眼鏡で眺めるのが好きで、
裸眼とは別世界の水平面の奥行き、遠近感が美しいのですが、
逆ポロはその美しさを弱めているように見えます。
無論これは自分の趣味の問題で、一般には逆ポロのコンパクトなメリットが大きいのだと思いますが、
私としましては正ポロのA+、ついでに周辺像まで改善されたA+を造ってもらえたら、
相当高価でも買います。でもたぶんあまり売れないと思うので、単に私の妄想です。
(逆ポロは裸眼で見るより、奥行き的には不利だと理屈では思うのですが、
それでも裸眼視よりは奥行きを感じる気のするのが、自分には不思議です)

少し長文になってしまい、お忙しいところ失礼しました。
多少の不満があるとは言え、今回大変よくできた製品を手にすることができました。
初めて知った日の出さんという光学機器メーカーの製品を、今後も注目していたいと思います。

追伸:
A+ の可動部分(中央のヒンジとピント調整)
の操作感が、かなりいいと思います。

私は高級品や超高級品は触ったことがなく、そういうものとは比較できないのですが、
不快なガタつきや遊びが無く、軽過ぎず重過ぎず適度な抵抗があり、グリスが粘るよう
な嫌な感じも無く、
回転ムラむらも無く、箱から出して初めて動かしたときは、
見た目とは予想外の本格的な操作感に、「おっ!」と声が出そうになりました。

スタッフより

しっかりしたレビューをいただきまして、本当にありがとうございました。A+は自然観察にも非常に適した双眼鏡だと思っております。周辺像に関しては、今後、何らかの形で改良できたらと思います。少しずつでも進歩していけたらと考えておりますので、よろしくお見守りください。



お客様の声「ヒノデ8×42-D1」(天体観察)

お客様の声(富山県富山市 / N様)

一昨日、8X42-D1(ネイビーブルー)を注文し、本日届きました。

今日、富山では珍しく晴れ渡り、夜空を覗いてみました。

丁度、オリオン座が南中しており、大星雲までもハッキリと捉えられました。

望遠鏡も持っているのですが、この双眼鏡で覗く夜空もいいですネ。こちらの方が手軽で出番が増えそうです。夏の天の川に期待が膨らみます。

本日は日中も晴れており、先ずは、立山連峰を見ておりました。青空と立山の稜線がスッキリと見えます。私の目には、色ズレは確認できません。綺麗で大迫力な景色が観られました。

夜空を見るには双眼鏡もあれば良いかな、と思い、いろいろ探している中で、御社を見つけました。このような双眼鏡を安価に提供いただき、ありがとうございます。

この双眼鏡は、人気がある製品でしょうネ。

スタッフより

D1は星を手軽に楽しんでいただくために開発しましたので、このようなご感想は本当にうれしいです。晴れ渡る富山の空に浮かぶオリオン星雲はさぞかし綺麗でしょう!

夏の天の川は双眼鏡で見る観察対象としては最高のものですから、おっしゃるとおり、期待が膨らみますよね。恐らくはご期待に沿えると思いますが、夏を楽しみにお待ちください!



お客様の声「ヒノデ6×21-U1」(自然観察)

お客様の声(兵庫県高砂市 / K様)

この度6×21-U1を購入しましたKです。今回は何のためらいもなく購入させていただきました。今日早速近くの加古川河口で、野鳥や自然観察でこの双眼鏡を使いましたが、コンパクト機とは思えない素晴らしい見え方で、野鳥や干潟のカニ、遠く瀬戸内に浮かぶ船舶や対岸の堤防など立体感があって長時間見ても全く疲れない、まさに高級コンパクト機と言うのにふさわしい双眼鏡だと思います。何よりこんな小さな双眼鏡でこんなに良く見えるのが驚きです。普段は仕事に行く時はA+をよく持ち出しているのですが、これからは6×21-U1と迷うことになりそうです。

今年の5月に出張で沖縄に行くことがあったのですが、その時は軽くて高性能のA+は大活躍で、仕事の合間に伊江島の城山山頂からA+で眺めた風景は最高でした。時間を気にせずに雄大な風景を眺めるのには低倍率のA+がベストですね。

新製品の企画開発は大変だと思いますが、次回も他社にはないユニークで斬新なな製品を開発されることを期待しています。

スタッフより

ご丁寧な感想ありがとうございます。
A+もたくさん使って頂いてうれしい限りです!

6×21-U1はAシリーズを使って頂いているお客様から、「山登り用に防水性能があればもっと良い」と意見を頂く事がありました。このご意見が参考になった部分もあります。6×21-U1を発売してみて、ある程度の価格でも、良い双眼鏡に需要がある事がわかりました。このコンセプトで、8x25や、8×32、8×42等を作っても面白いかなと思いました。



お客様の声「ヒノデ6×21-U1」

お客様の声(広島県呉市 /N様)

お世話になっております。私はD1に続いて、この度 U1を買わせていただいたのですが、U1のこのサイズ感が良いですね。

普段持ち歩く肩掛けの小さなサイドバックにぶら下げて外出しましたが、ほとんど負担はなく、凄く身近な存在としての双眼鏡の価値を非常に感じます。

普段通りの、ほぼ手ぶら状態で外出して、色々なものを覗いてみる。幼少期に帰った感覚です(笑)。第一印象は 「フラッグシップという割に、小さっ!!」 と思いましたが、この小さいレンズで、どうやったら、この写りになるのか不思議でなりません。

先日、ビックカメラさんにカメラを見に行ったら、高級双眼鏡がディスプレイにありまして、日の出のU1と、ほぼ同サイズの他社さんの小さな双眼鏡が5台ほどありました。

覗いてみたかったですが、お金はないので断念しましたが、値段は全て10万円オーバーでした。お金の価値観は人それぞれですが、資産だとよく言われる一眼カメラに比べたら、おそらく長持ちする双眼鏡。U1とD1に出会えて、良かったです。今後も素晴らしい開発を、応援しています。

スタッフより

D1、U1は日の出光学としても自信をもってお客様にオススメできる良い仕上がりと自負しております。この二機種は仕様からすればコストパフォーマンスが高い機種でもあります。U1は10万円クラスのコンパクトと比べても十分勝負できる仕上がりだと思っています。まだまだ足りないところも多いヒノデですが、お客様の応援でここまでやってくることことができました。素敵なご感想をありがとうございました。



お客様の声「ヒノデ6×21-U1」

お客様の声(兵庫県高砂市 /K様)

先日6×21-Uを購入しました兵庫県のKです。前回に引き続き感想を述べたいと思います。

まず見え方ですが、前にも書いたと思うのですが、手のひらに乗るコンパクトサイズなのに、余裕がある見え方で、加古川河口で野鳥や瀬戸内に浮かぶ船、遠くに見える淡路島や時々見える四国の山々など、奥行きがあって立体感があり、長時間見ても本当に疲れません。立体感については、被写界深度が深いとでもいうのでしょうか、群を抜いてすごいです。逆光時でもとても見やすいと思います。

ただ、倍率が6倍なので、魚を捕まえて飛んでいるミサゴを見つけ時は、何を持っているのか、なかなか分かりませんでした。野鳥だけに特化するならば、8倍がいいかもしれませんが、私のように景色を楽しんだり、雲を見たり、鳥を見たりといった自然観察全般に使うのであれば、6倍はとてもいいと思います。人それぞれ自分に合った倍率というものがあると思いますが、私の場合は5倍、6倍が使用頻度が高く、見ていても満足感が高いです。

先日は昔日の出光学で購入したルポルドのポロタイプの6倍双眼鏡とも見比べてみましたが、ルポルドはルポルドでポロタイプの余裕のある見え味で好きなのですが、それ以上の見え方をする6×21-Uに驚いています。ダハプリズムを使ったコンパクトな双眼鏡も、かなりのハイレベルなところまできたのですね。

11月半ばに兵庫県相生市付近の瀬戸内がより見渡せる景色の良いところへ行き、海岸沿いの道路に車をとめて、牡蛎の養殖の船や瀬戸内を航行する船、瀬戸内の島々や渡り鳥等を6×21-Uで眺めてきましたが、軽いので腕が疲れることは全くなく、レンズを通して見る像も申し分なく最高でした。

ただ、改良してほしい点もあります。まず接眼レンズのキャップですが、少しかたいので、いつも外すのに苦労します。ストラップは、ハンドストラップに変えています。細かいことですが、双眼鏡の〝Hinode〟のロゴはもう少し文字の大きさを小さくした方がいいかなと思います。双眼鏡のケースも〝Hinode〟のロゴを入れた方がいいと思います。勝手なこと言ってすみません。

次に期待する双眼鏡ですが、流行りに逆行するようですが、ポロタイプの6〜7倍の高級機もいいなと思います。あくまでも個人的な意見ですが。また時間があれば双眼鏡レビュー送らせていただきます

スタッフより

またまたご感想ありがとうございます!

私も個人的に5~6倍の双眼鏡が非常に好きで、普段はほとんどその倍率しか使っていません。本格的に双眼鏡を使っていけば、日本人男性の半分は5,6倍が最適と感じるのではないでしょうか。

女性であれば手ブレの問題も大きくなりますから、7,8割は5,6倍の双眼鏡を最適と感じると思います。ここ20年ほどのダハプリズムの進化は目覚ましく、精度や透過率(反射率)はどんどん高くなり、価格は安くなっていますから、いいことずくめです。もちろんポロにはポロのすばらしさがあり、どちらかを選ぶのは難しいのですが…

キャップやケース、ストラップに関するご意見ありがとうございました。今後も改善を繰り返ししながら、少しでも製品を良くしていこうと思っております。



お客様の声「ヒノデ6×21-U1」(野鳥観察)

お客様の声(東京都八王子市/Yさま)

6×21-U1を購入しました。バードウォッチングでの利用です。他社の8x33(※)と8x22(※)などを持っています。8x33が重く感じるようになったので、軽い機種を探してました。写真を撮るので、鳥のいる位置と種の確認ができれば良いのでコンパクトで軽く、広い範囲が確認できること、あと操作性がしっかりしてる機種を探してました。

ほぼ2ヶ月試してみたので感想など含めレポートしてみます。

※ いずれも実売10万円以上の日本製高級双眼鏡

解像度
独自方法ですが私が双眼鏡の比較でやっているテストをしてみました。

・比較双眼鏡:ヒノデ6×21-U1と8x22
・距離:室内で5m程度離れた対象物で比較。
・対象物:1Lの牛乳パックの後ろの小さな文字の確認。

・数字<アルファベット<カタカナ、ひらがな<画数の少ない漢字<画数の多い漢字
・対象物照度:約30Lux(スマホのアプリで計測、信頼度は不明)。暗くするのは目の瞳孔をできるだけ開き、瞳孔の絞り効果を少なくするためです。対物レンズが大きいとさらに暗くします。

結果:両者とも数字、アルファベットは容易に読める。カタカナ、ひらがなもほとんどが読めるが困難な文字もある。画数の少ない漢字はほぼ読めない。解像度は同程度のようです。但し6×21-U1の方が明るかった。

最近、本体(自分)の目が悪くなってきているので参考程度かな?

実際の使用
何時もの近所の水場、暗くて肉眼では鳥の姿は確認しづらい環境。8x22では肉眼よりは明るいが、まだ暗い状況。6×21-U1ではより明るく見え、鳥の確認が良好だった。

使用温度
−2℃〜4℃の野外で2〜3時間連続使用。ピントリングなど硬くならずスムーズでした。

また、台湾で、今回は寒かったので最高気温29℃程度でしたが、ピントリングはゆるゆるにならず、通常のスムーズさでした。もう少し暖かい状況で試したいです。

使用感
重さは 8x22と同程度です。軽いのでカメラのお供には邪魔にならず快適でした。

また、ピントリングが気温によって変化しないのも快適でした。

6×21-U1は6倍の為か被写界深度が深く、5〜20mあたりの樹林にいる鳥がGENESIS8x22に比べ見つけ易く、焦点も合わせ易かったように感じました。ただし樹林では6倍が良いですが、広範囲が見える環境で遠くの鳥を確認する場合は8倍に分があります。

その他
・他の方も指摘(接眼レンズのキャップのキツイ件)されていますが、キャップの内側にシリコンスプレー(100均にある)を塗ると少しスムーズになります。ティッシュにシリコンスプレーを少ししみこませ、それでキャップの内側を拭きます。

・私は眼鏡使用ですが、私の場合接眼レンズが近すぎるので、接眼キャップに輪ゴムを二重にしたものを挟んで距離を取りました。良くなりました。

・私は双眼鏡のザックでの出し入れが多いのでストラップとケースをヒノデ 8x25-T2のものに交換しました。快適です。

・接眼レンズキャップは小雨の時でも必要なので他社のものを転用しました。かなりゆるゆるなので、内側に厚手のテープを貼ってます。もう少しピッタリするのが良いんだけど…

台湾には 8x33と6×21-U1を持って行ったのですが、カメラ使用時は軽く使い勝手が良い6×21-U1の出番が多かったです。慣れると特に8倍でなくても良いと感じました。今後はバードウォッチングの良き相棒になりそうです。

スタッフより

詳細なレビューをありがとうございました。U1の実力が十分に伝わってくる素晴らしいレポートで、本当に感謝しております。

U1の開発は私たちにとっては一つのチャレンジでした。実際に発売してみて、光学性能に関してはユーザーの皆様にも十分に伝わるという手ごたえをいただきました。

ご指摘いただいた通り、レンズキャップやケース、ストラップに関しては、このグレード、このサイズが初めてだったこともあり、十分にお客様のニーズをつかみきれなかったことや、予算の都合等もあり、まだまだ理想の形には遠い状況です。少しずつマイナーチェンジを繰り返しながら、少しでも良い形に近づけていきたいと思います。



お客様の声「ヒノデ5×21-A6」(野鳥観察)

お客様の声(Iさま)

今回はじめて双眼鏡を購入しましたので
どなたかの参考になればと思いレビューします。

主な目的は探鳥と景色で特に鳥の撮影を始めてからは、木々の間にいるであろう鳥や夕暮れ時など肉眼での探鳥に限界を感じ、何か良いものがないかなと思っていたところ、日の出のコラムでベテランの先輩が寄稿されている記事に出会い、薫陶を受けてこちらの双眼鏡を購入しました。

低倍率の良さや明るさ見え味はこれ以上ないというくらい、諸先輩方が様々なシーンで述べられていますので、私はモノとしての側面とA6(HPのレビューはA5が多いようで)について書きたいと思います。

私自身はこれまでカメラ、自転車、ザックという道具を長い間使用してきて、品質と性能がある程度高いものでないと、長期的な使用に耐えないことと、モノとしての愛着が湧きにくいことを実感してきましたので、双眼鏡についても同様に考えました。

日の出の双眼鏡の実物を見れる店舗が限られていることと、A6は量販店の同クラスのものと比べると金額は高くなりますが、2万円以下という価格帯から、その限られた店舗まで足を延ばすことが、難しかった為、購入は製品紹介やレビューを見て決めました。

手元に届いてから早速フィールドで使用を始め、明るさ、視野、軽量性、自然な見え味は謳い文句に偽りなしで満足して使用していましたが、使用してから2か月ほどたって家電量販店に寄った際、ふと好奇心が湧き、同じクラスの製品とどのくらいの違いがあるのか体感してみたいと思い、比較してみました。

4倍、5×20、6×30(価格帯は3万円台位まで)のものを見てきましたが、比較条件は違うもののA6は6×30と同じような明るさ、見え味はさらにクリア(のように感じました)にも関わらず、遥かに軽量でコンパクトであることが良い点で、フィールドで多用する自分にとっては良い選択だったように思います。

A6はモデルチェンジ毎に改善され、日の出のHPのどこかにA+というモデルについて、軽自動車をチューンアップというような表現があったように思いますが、A6にもそれが当てはまるように感じられ、云い得て妙だと感じました。

これは同じような形状の5×20の双眼鏡との比較で改めて実感したことで、もちろん価格は違いますし、展示品のコンディションもあるかもしれませんが、A6は格段にクリアな見え方でまったくの別物、と感じました。

光学的な性能はもちろん優れているのですが、特に良かったなと思っているのがモノとしての品質で、A6だけを見ていた時は漠然としていたのですが、ボディはポリカながら塊感があり、手に持った時のしっかりとした感じと密度感が店頭のものとは別物でした。

さらに実物の塗装は写真より美しく感じられ(購入品はホワイトです)、また手に持った時の感触が良く、店頭のものと比べて若干ですが、汗ばみにくいように感じられたこともよい点だと思います。

次いで可動部ですが、目当てをスライドさせる際の適度な抵抗とカチカチという音が高級感があり、その他ピント調整(スピード重視の軽いものではなく適度に抵抗があります)などの可動部の、動きが高級感のある適度な抵抗で調整されていました。

はじめは6x21ーU1を第一候補としていましたが、探鳥時の視野の広さを重視してA6としました。(U1の見え味を想像すると少し後ろ髪(笑))

野鳥観察だともう少し倍率が高いほうが良いかもしれませんが、探鳥(開けたところ、対象の大きさで人により異なると思います)はやはりA6が良い選択肢だと実感しています。

必要なところに必要なコストがかけられた製品は、価格重視の製品よりイニシャルコストが高くなりますが、長期使用での使用感の良さを保ちやすく、不要な買い替えもなくなって、全般的な満足度が高くなるのではないかと感じるユーザーの一人です。

スタッフより

私たちがお伝えしたいA6の良さを、代わりに伝えていただいたような熱のこもったレポート、本当にありがとうございます。文章から双眼鏡の質感が伝わってきます。

Aシリーズは私たちの看板機種であり、ヒノデらしさの結晶とも言えます。とにかく多くの人に使っていただきたいです。野鳥撮影の補助としては、最も有能な双眼鏡の一つと自負しております。このようなレビューを掲載させていただくことで、その分野において、もっと多くのお客様に使っていただけるチャンスが広がります。今後も応援よろしくお願いいたします!



お客様の声「ヒノデ6×30-B+」(その他)

お客様の声(北海道札幌市/M様)

さて、長文になりますが到着一日目の所感を報告させていただきます。

今回購入したのは6×30B+です。
元々5×15ーN2を持っていたのですが、私の使い方ではいくつか不満点がありました。

私の使い方は主にバードウォッチングを含めた森林公園の散歩で使用しています。
北海道に住んでいますが、森林散歩は一年中行います。
特に冬は木々の葉が無く、鳥を見るのには最適で、皆さんも大好きなシマエナガが見れますよ。
半面、夏場は木々の葉で遮られたり、葉の日陰に鳥がいることが多いのです。

そのような使い方をN2でしていると以下の不満点がありました。
 ・野外利用のためレンズが汚れやすく、しょっちゅう掃除が必要
 ・レンズが暗く、特に春以降に木々の葉が増えるととたんに鳥を探しにくくなる
 ・レンズ周辺部がぼやける(メガネ使用だから?)ので中心部のみで見ているので、鳥を見逃しやすい
 ・やはり防水ではないため持ち歩きで気を遣う

もちろん、N2のセールストークの通り、その小ささ・軽さは大きなメリットで、少しでも荷物を減らしたい雪中での散歩では大いに享受しています。

さて、そんな折、N2の目当ゴムにヒビが入りました。
乱視のためメガネ必須なので折り返しを切ることも考えましたが、まだ切っていません。
その代わり、もう一台買いたいなと思ったのです。

当初は同じ倍率でN2からA6への買い替えてを考えていたのですが、これは単にスライドアップの目当てがいいなと思っただけでした。
それよりも防水・撥水コートレンズのB+が気になりだしたのです。
各所様で出しているレビューを見るとさすがフラッグシップ機、絶賛する話ばかりです。
その中でも気になったのが明るさでした。

湖や池のように開けたところで水鳥を見るならN2でもよいのですが、森の場合はなかなかキツイです。
ならば中途半端にA6を選ぶよりいっそB+の方が使い方にマッチするのではないかと思ったのです。

二週間悩みました。
悩んだのは重さです。
N2:114g、A6:239g、B+:482g
今持っているN2の4倍強です。
8倍クラスの双眼鏡を多く使っている方からすると軽量なのでしょうが、私からするとペットボトルコーヒーじゃん、と思うわけです。

そうして悶々としてたある日、ビールを飲みながら酔った勢いでAmazonでポチってしまいました。
まぁ30日以内なら返品可能だしね。
それが届いたのが昨夜です。

開けて本日、森へ散歩に行ってN2とB+を比べてみました。
 ・明るさ25ってのは裸眼より明るいんじゃないか?
  裸眼(メガネ越し)では見えない谷の日陰部分がちゃんと見える。
 ・ホバリングしてる2cm弱の虫の顔が見えた、足を動かしているのが見えた!
 ・これ、本当に6倍? 5倍よりはるかに近く見える。
  目の前に対象物があるようで思わず手が伸びちゃって距離感がバグる。
  一度、店頭でツアイスのライフルスコープを覗いたことがありますが、それを思い出しました。
  (私、鉄砲撃ちなんですよ。ツアイスなんて高くて買えませんがね)
 ・アイレリーフが長いとは聞いていたが、目当てを二段引き出してもメガネで見えるぞ。

こんなに違う物なのか、もう笑うしかありません。
まるで初めてこの森に来たようにあちこちを見まわし歓喜を上げながら散歩しました。
この散歩は以下に書いているので、ご笑覧いただければ幸いです。
https://yamap.com/activities/32758385

そう言えば重さで悩んでましたね。
すっかり忘れてました(笑)
たぶんしばらくすると重さは気になると思います。
しかし、この見え方とのバーターなら問題ありませんしストラップで工夫するでしょう。

唯一気になるのは、レンズの蓋が緩く外れやすいこと。
これは汎用だからやむを得ないことは承知していますが、将来、ライフルスコープの跳ね上げ蓋のような形に出来ると機動力が上がって良いなと思います。

さて、このクラスになると星が見えるそうなので見てみました。
幸い今夜は晴れています。
国立天文台の今日のほしぞらで確認しながら見てみましょう。
南の空に輝く赤い星(アンタレスらしいです)がよく見えます。
その周囲に肉眼では見えてなかった星が見えます。
さすがに手振れでホタルが飛んでるようで三脚に固定したくなっちゃいますね。

その後、月の出を待ち果たしてクレーターは見えるのか?
倍率の違いだけでN2でも月なら良く見えてます。
どちらもごつごつ感は伝わってきますが、やはりB+は大きくよく見えます。
これは楽しいかも。

末筆になりますが、このような製品を出して頂けたことに感謝いたします。
長く使える双眼鏡を得て、とても良い買い物をしたと満足しています。

スタッフより

熱のこもったご感想をいただきありがとうございます!

6x30-Bシリーズは、私たちが創業当初から取り組んできた、
ヒノデにとってはAシリーズと並ぶ、看板機種です。

私自身も日常的に使っている機種であり、すっかり使い慣れた双眼鏡なのですが、
あらためてフレッシュなご感想をいただいたことで、
私ども自身もB+の仕上がりの良さを再確認することができました。
本当にありがとうございます。

ひとみ径が5mmありますから、星も楽しく見られます。
北海道は札幌を少し外せば、素晴らしい空が見られますので、是非チャレンジしてみてください。
6倍であれば、慣れれば手ブレも気にならなくなると思います。



お客様の声「ヒノデ8×42-D1」(天体観察)

お客様の声(宮城県仙台市 / A様)

双眼鏡が到着してしばらくは天候が不順な日が続き、いざ晴れても自宅周辺は街明かりがあり、条件の良い星空をなかなか見ることが出来ずにいたのですが、先日行われたS市天文台まつりの夜の観望会で、やっと綺麗な星空を見ることができました!

肉眼では何もないように見える領域でも双眼鏡を向けるとたくさんの星があり、少し流すだけで星の集まりが次々と視野に入ってきて見とれてしまいました。また星雲がくっきりと見えることにも感動しました。M42は色まで感じられそうなほどでした。空のどこに双眼鏡を向けても楽しく、いつまでも見ていられると思いました。

まつりでは同好会の方々がそれぞれ双眼鏡をお持ちになっていたので見比べさせてもらったのですが、日の出光学の双眼鏡は背景が明るくなり過ぎず星々や星雲が際立って、より美しく見えていたように思います。同好会の皆さんにも良い双眼鏡だと言っていただいて本当に購入してよかったと思いました。

素晴らしい双眼鏡をご紹介いただいて本当に感謝しています。これから季節のめぐりと共に星空の旅を楽しんでいきたいと思います。

スタッフより

星見用としては定番と言える7x50の場合、ひとみ径が7mmと大きすぎてしまい、日本の空では背景が白くなりすぎます。私たちは、星見用の双眼鏡のひとみ径は4~5mmが適切と考えており、特に5mmはバランスが良いので、8x42-D1は星見用としてオススメしています。

背景が明るすぎなくて良かったとのこと、私どもの狙い通りであるだけに嬉しいご感想です。ありがとうございました。



お客様の声「ヒノデ5×21-A6」(A4との比較/航空祭にて)

お客様の声(Wさま)

<外観>
・A4はボディーの感じが「玉子を二つ」みたいな印象だったのですが、A6はそれより薄くなりスッキリした感じになりました。
・全長はこれまでより3ミリくらい長くなっていますが、大きくなってしまったという感じはありません。
・形は個人の好みだと思いますが、私はA4より良くなったと思います。
・ボディー材質はポリカーボネートに変わり頑丈になったとのことですが、今のところ特に実感はできませんでした。
・接眼部はレンズの径が18ミリから19ミリになり、たった1ミリとはいえA6を見た瞬間に接眼部が大きくなったことが見た目で実感できました。
・視度調整の目盛りはホワイトのポイントが入ってわかりやすくなりました。
・目当てのフードは胴が金属に変わったようで、稼動するとA4のスルスル音に変わりシャカシャカしたアルミのような音がします。
・目当てそのものはA4と変わらずラバーですが、目当て部分の厚みが薄くスッキリした感じになりました。

<見え方>
・接眼レンズが大きくなり、覗きやすくなりました。
・A4より明るく感じるようになりました。
・色の見え方もスッキリ感じるようになりました。
・周辺部も外周まできれいに見やすくなりました。

<全体の感想>
見え方、本体の質感とも、全てにおいてA4より良くなったと思います。
ボディーは薄くなり、ポケットやベルトポーチにしまいやすくなりました。握った感じもこれまでより小振りで良い印象です。
A1とA4を使ってきましたが、「A1→A4」でレンズコーティングやプリズムが変わった時よりも、今回の「A4→A6」のほうが見え方の変化を感じています。

<航空ショーで使っています>
ヒノデA6をエアフェスタ浜松で使いました。
これまでもヒノデのAシリーズは使っていたのですが、A4より薄くなって持ち歩きや収納が少し楽になりました。
さらにA6は接眼部が改良され、これまでよりもサッと覗ける印象です。

飛んでいる飛行機は早いですから、サッと覗けるのはとても大切で、接眼レンズがこれまでより大きくなったのはとても好印象でした。
それと、周辺部までキレイに見えるようになったので、10マイル先(約18キロメートル)のゴマ粒に見える飛行機も見つけやすくなりました。
早いものでも追いやすく、遠くのものでも探しやすいのはヒノデAシリーズの低倍率の恩恵で、さらにこれまでよりも明るさや色の抜けが良くなったようなので、何を見るときでも気持ちよく使うことができました。
これまでも、「軽量コンパクトな双眼鏡で、もうこれ以上見やすい物は無いだろう」、と思いながらA1、A4、A6と改良の進化を実感しました。

スタッフより

詳細なレビューをありがとうございました!

A4からA6への改善点がどのように感じられたかが非常に具体的で、これからA6をご購入されるA4ユーザーの方々には、非常にありがたいのではないでしょうか。目当ての筒の素材がプラスチックからアルミに変わったことなど、改善点を細部までよく見ていただいており、作り手から見ても本当に嬉しいレビューです。

また、航空ショーでのご利用体験についても詳しく教えていただきました。「サッと覗ける」点や、周辺視界の改善が遠距離の目標物の発見に寄与することなど、実際に航空ショーでお使いにならなければ、絶対にわからない、貴重な情報をありがとうございました。