お客様の声(兵庫県高砂市 /K様)

先日6×21-Uを購入しました兵庫県のKです。前回に引き続き感想を述べたいと思います。

まず見え方ですが、前にも書いたと思うのですが、手のひらに乗るコンパクトサイズなのに、余裕がある見え方で、加古川河口で野鳥や瀬戸内に浮かぶ船、遠くに見える淡路島や時々見える四国の山々など、奥行きがあって立体感があり、長時間見ても本当に疲れません。立体感については、被写界深度が深いとでもいうのでしょうか、群を抜いてすごいです。逆光時でもとても見やすいと思います。

ただ、倍率が6倍なので、魚を捕まえて飛んでいるミサゴを見つけ時は、何を持っているのか、なかなか分かりませんでした。野鳥だけに特化するならば、8倍がいいかもしれませんが、私のように景色を楽しんだり、雲を見たり、鳥を見たりといった自然観察全般に使うのであれば、6倍はとてもいいと思います。人それぞれ自分に合った倍率というものがあると思いますが、私の場合は5倍、6倍が使用頻度が高く、見ていても満足感が高いです。

先日は昔日の出光学で購入したルポルドのポロタイプの6倍双眼鏡とも見比べてみましたが、ルポルドはルポルドでポロタイプの余裕のある見え味で好きなのですが、それ以上の見え方をする6×21-Uに驚いています。ダハプリズムを使ったコンパクトな双眼鏡も、かなりのハイレベルなところまできたのですね。

11月半ばに兵庫県相生市付近の瀬戸内がより見渡せる景色の良いところへ行き、海岸沿いの道路に車をとめて、牡蛎の養殖の船や瀬戸内を航行する船、瀬戸内の島々や渡り鳥等を6×21-Uで眺めてきましたが、軽いので腕が疲れることは全くなく、レンズを通して見る像も申し分なく最高でした。

ただ、改良してほしい点もあります。まず接眼レンズのキャップですが、少しかたいので、いつも外すのに苦労します。ストラップは、ハンドストラップに変えています。細かいことですが、双眼鏡の〝Hinode〟のロゴはもう少し文字の大きさを小さくした方がいいかなと思います。双眼鏡のケースも〝Hinode〟のロゴを入れた方がいいと思います。勝手なこと言ってすみません。

次に期待する双眼鏡ですが、流行りに逆行するようですが、ポロタイプの6〜7倍の高級機もいいなと思います。あくまでも個人的な意見ですが。また時間があれば双眼鏡レビュー送らせていただきます

スタッフより

またまたご感想ありがとうございます!

私も個人的に5~6倍の双眼鏡が非常に好きで、普段はほとんどその倍率しか使っていません。本格的に双眼鏡を使っていけば、日本人男性の半分は5,6倍が最適と感じるのではないでしょうか。

女性であれば手ブレの問題も大きくなりますから、7,8割は5,6倍の双眼鏡を最適と感じると思います。ここ20年ほどのダハプリズムの進化は目覚ましく、精度や透過率(反射率)はどんどん高くなり、価格は安くなっていますから、いいことずくめです。もちろんポロにはポロのすばらしさがあり、どちらかを選ぶのは難しいのですが…

キャップやケース、ストラップに関するご意見ありがとうございました。今後も改善を繰り返ししながら、少しでも製品を良くしていこうと思っております。