商品名: ヒノデ6x30-B+(前モデルも含みます)

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お客様の声「ヒノデ6×30-B+」(コンサート・観劇)1

お客様の声(岐阜県各務原市/N様)

前川清のライブへ6×30を手に出かけました。 前川の歌のうまさと6×30の明るく、くっきりした画に大変楽しい時間を過すことができました。ちょっとした感動でした。
購入時から気になっていたのがレンズキャップ、1個づつ離れて いる方ですが、ゆるくて取り出したり、動かしたりするとすぐ外れて しまいます。これはなくすのは時間の問題と思っています。釣り糸か 何かで二つを結ぶとか考えています。せっかくの品質の物なので ちょっと残念です。本体は問題ないのでクレームとかではないですが気になるので連絡します。  
今日も名古屋へ男性歌手のライブを聞きにいきますがカバンの中に いれ楽しんできます。 (キャップをなくさないように気をつけて!)  まだまだ猛暑の折、体調に気をつけ頑張ってください。

スタッフより

レンズキャップ、こちらも課題として認識しております。工場側と色々検討していきたいと思っております。レンズキャップは専用に作るとかなりの初期費用がかかります。そのため、たいていの場合は、既存のものを当てはめる形になってしまいます。しかし、実際お使いになる方にとっては、困りますよね。万が一なくしてしまった場合は、お声掛けください。初期費用と比べれば、キャップそのものは非常に安価ですので、無償で提供します。



お客様の声「ヒノデ6×30-B+」(天体観察)1

お客様の声(兵庫県神戸市/I様)

こんばんは昨日6X30を購入せせて頂きました神戸のIです しばらく使って見た上での感想と希望を記させてもらいます。

昨年冬に奥飛騨温泉で見た星空に感動し30年振りに天文熱が蘇りました。他社の7X32と、25X100を使い分けながら星空を見ていましたがメガネでは7X32はかなり視野がケラレ見えにくくメガネを外すと乱視がきつい為ピントを合わせてもスッキリ見えないため、日の出光学さんの存在を知り6X30に惹かれながらも購入するか悩んでいました所、ホームページにてモデルチェンジの予告が!

メールに て詳しい変更点など確認させて頂いた上での購入と成りました。使って見た上での感想ですが。ピントリングはスムーズに回せます軽過ぎず重すぎず調度良いですね。視度調整リングは固めでした、私としてはもう少し軽めが良いかなと思います。アイレリーフは十分に有り非常に観易く、覗いていてストレスを感じる事はありません。

感心したのはプリズム部上部に付いているシボの付いた薄い出っ張りで、私の手のサイズゆえかもしれませんが(手が小さいです)ここの角に中指と人差し指を掛ける様に持つと、手に無駄な力が入らず手ぶれが押さえられます、これは片手持ちにも効きます。

次に実際に覗いた感想ですが、あかるく艶がある見え方とゆうか色が濃く見える感じで、夜間に車のライトやコンビニの看板を見比べてた時はフレアやゴーストの出方がかなり押さえられており観やすいです。レンズのコーティングの質を実感しました。

正直に言いまして30ミリの双眼鏡に23000円は私としては冒険でしたが、買って正解でした。星野観望用が目的で購入しましたが今はこの双眼鏡で色々と観るのが楽しくてしょうがないです(雨に濡れたアスファルトに写る青信号の光なんか溜息が出る位綺麗です)。改めてポロ6X30とゆうサイズと倍率、素晴らしいコーティング、まじめな作りこみ、これらが組み合わさったらこんなにも使い易く、綺麗に観える双眼鏡に成るのですね、こんな双眼鏡を23000円で出してくれた日の出光学さんに本当に感謝感謝の気持ちでいっぱいです。

追伸 2月発売の6X21-S1も6x30のこの作りから、良い双眼鏡だと確信しましたので発売されましたらすぐに購入したいと思います。

スタッフより

奥飛騨、良いところですよね!星もきれいだったんでしょうね。詳しいレビューありがとうございます。ピントリングはズレにくさを基本に考えておりますので、やや固めに設定しています。この辺も好みが別れるんですね。

このお値段でも、徹底してクオリティーを追及し、サービスを良くして、この6x30という素材を限界まで高めてゆければ、きっとお客様にもご納得していただけると思っておりました。ご満足いただけたとのメッセージをいただき、本当に心強い思いです。 こちらこそ、感謝の気持ちでいっぱいです。今後も、性能、クオリティー、サービスという全ての面で、高いものを追求したいと思います。



お客様の声「ヒノデ6×30-B+」(天体観察)2

お客様の声(兵庫県姫路市/S様)

一昨日、受け取りました。今夜は雲一つなく、星見にはもってこいの天気。早速、スバル、ヒアデス、カシオペアの二重星団はじめ、アンドロメダ・・・等、すばらしくよく見えます。 昼間は会社の近くにある海辺にて、かもめの群れと、空高く舞うノスリを。持った時のフィット感がいいですね。それと、見たい対象がほぼ一発でキャッチ出来るところがいいです。6倍という倍率と、広視野のなせる業か。
見た感じの抜けも申し分なく、像も極めてシャープです。はじめて買った双眼鏡は、ニコンの7×35。約40年前になります。その後新たに購入する機会もなく、○十年・・・ 昨年末、また星を見たくなり堰を切ったように次々と・・・・添付 一つ判った事は、双眼鏡の数だけ楽しみも増えるっていうことです。 但し、このへんのことはなかなか家内には判って貰えませんが・・・ これからしばらくの間は、6×30が主力になりそうです。

スタッフより

高い評価をいただき、ありがとうございます。また、お写真をいただきありがとうございました。双眼鏡、お好きなんですね。写真を拝見する限り、非常にバラエティにとんだコレクションだと思いました。 ひとつとして同じ個性のものがないですね。 「一つ判った事は、双眼鏡の数だけ楽しみも増えるっていうことです。」 とおっしゃるのにも納得です。ミクロン、ワイドビノ、典型的なツァイスタイプ、ボシュロムタイプ、そしてダハ。 そこに日の出のラインナップが仲間入りしているのは、うれしいことです。



お客様の声「ヒノデ6×30-B+」(天体観察)3

お客様の声(埼玉県三郷市/O様)

ご連絡遅くなりました。6x30、受け取りました。 ありがとうございました。
今回、娘の10歳の誕生日プレゼントに購入致しました。 「天体望遠鏡がほしい」と言っておりましたが、出し入れ等使い勝手がどうか、迷っておりました所、<星観察に双眼鏡が良い>ということを知り、いろいろ調べました。
全く初めてのことで、わからないことばかり・・・ 星観察には、7~10倍x40~50 というので、どこのがいいのか調べても、迷うばかり・・・ ネットの口コミを見ても、いまひとつ引っかかるものが・・・ その中で、日の出光学さんのHPに出会い、リンク先の双眼鏡倶楽部さんもすべて読みまくりました。
<6x30> 他より小さいスペックに戸惑いましたが、丁寧で誠実な説明に「これでいいのだ」と思い、頼みました。
気に入りました! おすすめ通りでした。雨続きの日ですが、昼夜クリアに見えます。 そして昨晩やっと星空を見ました。たくさんの星に娘と大騒ぎ・・・ 月の明るさにもびっくり!クレーターもくっきり見えました。 視野も十分です。 それに軽い。負担になりません。また、HPにあったように、倍率が高ければ、手振れで見にくかったと思います。 デザイン、色もとてもかわいくて、娘が首から下げてぴったりです。他にこのようなデザインは見当たりませんでした。 娘と取り合いです。
良いアドバイスを頂き、思っていた通りのものをプレゼントでき、大満足です。 感謝いたします。
私のような右も左もわからない人がたくさんいると思います。 これからも、たくさんのよいお話とよい物を紹介していってください。 ありがとうございました。 遅くなりましたが、お礼まで。

スタッフより

こんなに喜んでいただけるとは・・・。かえって恐縮してしまいます(笑) 娘さんとお二人ではしゃいでいる様子が眼に浮かびます。お子さんでも使えるコンパクトさと、本格的な性能のバランスが、この双眼鏡の大きなセールスポイントです。星を趣味にしている方々のなかには、子供のころに初めて使った双眼鏡を今でも大事に使っている方が、結構いらっしゃいます。末永くお楽しみいただければと思います。



お客様の声「ヒノデ6×30-B+」(天体観察)4

お客様の声(兵庫県神戸市/O様)

ごぶさたしております。 ちょうど1年前、御社のルポルド6x30を購入した 神戸のOです。 到着した後、視野の中心から見て上方向だけ、他方向より早めに 像が乱れるように感じる(特に左側の光学系)、とお伝えしたのですが、 使っていてやはりそこが少し気になります。 もし調整や修理で改善できるものでしたら、お願いできますでしょうか。 有償でももちろん結構ですので、ご連絡ください。

その点以外の使ってみた感想は、

1.軽く、手に持った感触がいいので、思い立ったら気楽にすぐ持ち出せる。
2.口径と倍率の設定が良く、神戸の明るい夜空でも視界に多くの星が見える。
3.視野中央から周辺に向けて2/3程度までの星像がとても鋭い。

といったところです。現在手元にあるもう1台の双眼鏡は、30年ほど前に買った10x70ですが、その星像と比較して、鋭さは同等、ゴーストとフレアははるかに少ないため、 とても気持ちのよい星見ができます。大変満足しています。

スタッフより

O様がご指摘されているのは、プリズムがずれているときに起こる、「カタボケ」という症状です。この誤差は、程度が大きければ、不良と言って差し支えないものです。

カタボケは、非常に難しい不良で、見る人によって感想が全く違うこともあります。O様はカタボケに対する感度が非常に高い方でした。このときご指摘いただいたものは、私たちでも辛うじてわかるかな、というもので、工場でも基準内とされるレベルのカタボケでした。私たちは、以下のように返信しました。

「届きました! こちらで確認してみましたところ、確かにそういう傾向があるかもしれません。ただ、工場では基準内との判定があり、これ以上の調整は難しいようです。試しに本日、新しい商品を送らせていただきます。無償ですのでご安心ください。もしそれでご納得いただけるようでしたら、そのままお使いください。もし今回のものにも問題がありましたら、再度新しいものをお送りします。ご納得いただけるまでお付き合いいたしますので、遠慮なくお申し出ください。」

そこでいただいたご返信は、以下のようなものでした。

お客様のご返信

交換品のルポルドが届きました。 迅速な対応をありがとうございます。 しばらくは悪天候のために近くの景色を眺めるだけでしたが、今夜ようやく、明石海峡大橋の照明や月と星を見ることができました。視野中央と比べて周辺像に収差が現れるのは当然のことですが、今回のものは 方位角による変化が少なく、比較的クセのない悪化のように感じます。やはり上側がやや乱れやすい印象ですが(上下をさかさまにすると 下側がそうなります)、使っていて気になるレベルではありません。

晴れたとはいえ薄雲がかかった今夜の月に、ルポルドを向けました。 色収差がほとんど感じられない自然な色の月面に、虹の入江などの 細かい地形が明瞭に見えました。ゴーストやフレアがほとんどなく、 まるで黒い筒を通して、実際より何倍か大きな月を眺めているようです。 その前を筋のはっきり見える雲が流れていって、とても楽しめます。 ゆったりした気分になれる、いい双眼鏡だなと思いました。 明日は快晴のようです。夜が楽しみです。 親身になっての丁寧な対応に、本当に感謝いたします。 御社のご発展を心からお祈りいたします。 ありがとうございました。

スタッフより

完全、とはいえないものの、まあ合格点というところでしょうか(笑) ご納得いただき、また、感想とうれしいお言葉を頂戴し、ありがとうございます。 私も安心しました。ヒノデでは最大限、お客様に寄り添ったサポートをしております。気になる点は、遠慮なくご連絡ください。

返品・交換された商品を、他のお客様に出荷しているのでは?とご指摘を受けることもございます。返品・交換された商品は、アウトレット商品となり、各地で行われている「星祭」や、身内への販売に使っております。ご安心ください。



お客様の声「ヒノデ6×30-B+」(天体観察)5

お客様の声(神奈川県横浜市/S様)

本日6×30を送っていただきましたSです。帰りが遅いもので宅配ポストから包装したものを引っ張り出し、エレベーターの中で包装から双眼鏡を出しほぼ一直線にベランダへ(何年か前のレトルトご飯のCMで「玄関開けたら2分でご飯」てのがありましたがあんな感じです)。
沈みかけの月齢6の月を見てピントを合わせながらやっぱり声が出ています。「すげぇー」それほど双眼鏡を多く見てきたわけではないので専門的なことはいえないのですが、一言で言うと「きれい」です。欠け際のクレーターがはっきり見え、また沈みかけ特有の黄色が強く見える色の感じ、地球照の月全体のシルエットもしっかり見えます。シンチレーションまで見えるところに凄さを感じます。また近くの家並みを見ると街灯に照らされたところと暗いところの階調もしっかりと見えます。
これまでは○○のポロ10x50を使っていてやはり倍率相応に手振れに悩まされていました。軽さとコンパクトさに「これからの自分のメインはコレだ」と決まりました。(10x50はビノホルダーを用意してベランダで使おうと思ってます。)
今日はほんのさわりというところですが、来週25日の月のスバル食でじっくり楽しもうと思っております。最初に情報をいただいたスタパのオーナーさんにもお礼をお伝えしないといけませんね。まずは最初の感想から御礼まで。



お客様の声「ヒノデ6×30-B+」(イベント・スポーツ観戦)1

お客様の声(新潟県新発田市/S様)

先ほど双眼鏡を受け取りましたのでご連絡します。 迅速な発送、どうもありがとうございました。早速庭で使ってみましたが、期待に違わぬ見え味に100%満足しております。 ○○○と比べても、全く遜色がありません。 コストパフォーマンスの高さに感服しました。倍率もスポーツ観戦などには丁度いいですね。 どうもありがとうございました。 

スタッフより

ご評価いただきありがとうございます。5万円近くするような双眼鏡と比べていただき、大変光栄です。6倍は、いろいろな用途に使いやすい倍率ですので、是非、いろいろお試しください。



お客様の声「ヒノデ6×30-B+」(自然観察・山歩き)1

お客様の声(岡山県津山市/S様)

以前、S1及びA4の選定でお世話になりましたSと申します。 その節はお世話になりました。 その際、双眼鏡の感想についても丁寧に答えて頂き、ありがとうございました。 その件、覚えておられるかどうかは、定かではないですけれども、、(笑

この度、遅ればせながらBプラスを購入させて頂きました。感想その他お付き合い下されば幸いです。

端的に言いまして、このBプラス、私としてはもう「参りました」の一言です(笑

個人的にもっとも重視していますのは肉眼の継続です。 それは双眼鏡にとって実際には非常に困難な命題ですね。 色彩、シャープさ、透明感、像の締まり、重み、 そしてなんといっても両目で立体視した時の像の立体感、そして自然な遠近感などなど。

Bプラスの像面はそれら全てが「ナチュラル」です。

これが出来ている双眼鏡は、どんなに高価な高額機種であっても、 このナチュラル感は、 有りそうで「実は無い」という事を考えると、何ともはや、、、 私としては本当に「参りました」 そして楽しい、本当に覗いていて楽しい双眼鏡です。嬉しいです。

草木が風に揺れる姿のその繊細さ、色合いの美しさ、その質感を、 誇張もせず、損なわず、 「そのままの姿で」見せてくれる像面など、そうそう経験出来ないと思います。

像は変に平べったくも無く、肥大化してもなく、(そういう双眼鏡が多いという事ですね) Bプラスで覗く自然の姿は、本当に、肉眼で見る立体視のままに、眼で見ている姿のまま、草木も花も、美しく繊細に揺れている姿です。

使い古された表現かもしれませんが、しかしBプラスは実は、本当に稀な双眼鏡、これこそまさに「自分の視力が突然良くなったように見える」見え方でした。

私はこれ以上の言葉は持ちません、すみません。 将来の為にもう一台、保存用に欲しいくらいです(笑

まだ使い始めて間がないですが、一点、教えて下さい。 光が斜めに入って来る環境では 視界の中に像面を妨げる迷光が入り込む事があります。 これは、ポロでは良くある事なのでしょうか? 私の双眼鏡が壊れている訳で無ければ、全く問題ないので気にしませんが、教えて下さい。

明日からも、色々なシチュエーションで使うの事が楽しみです。 素晴らしい製品をありがとうございました。 迷光の件、一点教えて下されば助かります。 それでは失礼致します。

スタッフより

 S様のような、舶来も含めた良い双眼鏡を見続けてきた方から、 これだけほめていただけるとこちらも自信が付きます。いつも販売開始前には「できるだけの手はかけよう」と考えて色々と試行錯誤しますが、どれだけやってもどこかで不安になったりするものです。

斜め方向からの迷光については、ご指摘の通りポロの宿命的な問題です。弊社サイトのポロの説明の図版を見ていただくと、対物レンズから入った光が、プリズムで四回反射して接眼に届けられるのがわかると思います。対物レンズのはじのほうから斜め方向に入った光が、一回目の反射面に当たらず、直接2回目の反射面に当たってしまうことで、あのような迷光が生まれて接眼レンズに届いてしまいます。

解決方向としては、

・対物レンズのフード部分をのばして、斜めからの光をシャットアウトする。
・対物筒そのものを伸ばして、斜めからの光がプリズムまで届かないようにする。

というものがあります。 しかし、どちらも双眼鏡の重量やサイズとトレードオフの関係にあり、小型軽量で使いやすいものを、デイリーに使ってほしいというヒノデのスタンスから考えると、 あきらめざるを得ないところがありました。

その分内面の塗装など処理を徹底することで、 完全に封じ込めることはできませんが、ある程度まで迷光をおさえるよう努力しています。



お客様の声「ヒノデ6×30-B+」(自然観察・山歩き)2

お客様の声(山形県山形市/O様)

山形県のOと申します。今回は素晴らしい双眼鏡を送っていただきありがとうございました。使い始めてから一週間経過したところで感想を申し上げたいと思います。

私は突然鳥に出会いたくなり、双眼鏡を探し始めました。その際に貴社のHPを拝見してたいへん勉強になったと同時に、貴社の製品づくりの姿勢や製品そのものに興味と魅力を感じました。

製品についてお聞きしたいことがあり貴社に電話した時も、対応してくださった方(申し訳ありません、お名前を失念しました)が丁寧に説明してくださったため、製品に信頼をおくことができ、6×30の購入に踏み切りました。

使用してみての感想は、すばらしいの一言です。私が今まで覗いたことがある双眼鏡は、安価な8×21と、あるカメラメーカーの10×50でしたが、そのいずれと比べても格段に明るく鮮やかに見えます。立体視の見え具合いも、不自然ではなく滑らかで自然な感じです。

私の職場の裏手は山になっており、貴社6×30を入手した今は毎日のように時間を見つけて観察しています。初めて双眼鏡ごしの視界に入ってきた鳥はメジロでしたが、細部まで本当にくっきり見えて、「双眼鏡ってこんなによく見えるものだったのか!」と本質的な部分で掛け値なしに感動を覚えました。肉眼で見るよりも明るくはっきりと見えるため、竹藪の中のウソや葉の陰にいたシメなども見つけることができました。6×30のおかげでこのような楽しい観察をすることができて、たいへん満足しております。

私は双眼鏡に関してはまったく詳しくありませんが、購入1台目にして一生ものを入手することができたと確信して喜んでおります。本当によい出会いに恵まれました。ありがとうございました。

以上、長文になり恐縮です。末筆ですが貴社のこれからのますますのご発展と魅力的な製品開発をお祈りいたしております。それでは失礼いたします。

スタッフより

一生ものと言っていただけて、双眼鏡も喜んでいることでしょう。今後も、改良、進化を重ねながら理想の形に近づけていきたいと思います。



お客様の声「ヒノデ6×30-B+」(自然観察・山歩き)3

お客様の声(神奈川県横浜市/S様)

正直言って、ウェブサイトを見るまでは双眼鏡の6×30というスペックには関心がありませんでした。解説や、紹介文、ユーザーレビューを読んでから気になり始めたのです。

それまでは、双眼鏡は手持ちで問題なく使える大きさ、重さ、倍率を気にしていて、8×30あたりが自分の中ではスタンダードでした。いくつかの双眼鏡を購入していますが、それらはすべて8倍の物ばかりでした。そして、もっと高い倍率の双眼鏡に関心が向いて、防振機能のある双眼鏡を購入しました。

防振機能の付いた10倍は鳥が大きく見えて良かったのですが、使う場所によってはその倍率の高さ故、扱いやすい物ではありませんでした。そこで、この双眼鏡のサブになるものとして8倍より低い倍率の双眼鏡の購入を検討するに至りました。ここで気になったのがヒノデでした。

しかし、現物は店頭にはありませんので、代わりに他社の同スペック品を覗いてみました。まず、明るい視野が快適に感じられました。手振れの影響を確かめるため遠くの細かい字を見てみると、8倍の双眼鏡よりも文字が判読できることが分かりました。「おやっ、これは8倍より使えるかもしれない」と感じて、あらためて日の出光学さんのウェブサイトを見直しました。もしかして、双眼鏡の基本は6×30なのではと考え直し、具体的な購入の検討を始めました。店頭で覗いたものでも十分かなとも思いました。何しろヒノデの3分の1近い値段でしたから。それでもウェブサイトの紹介記事にある「フラッグシップモデル」という言葉が引っかかり、いろいろ悩んだ末、購入を決めたのでした。

ヒノデを使って「これはっ」と感じたのは、よく行く市内の公園の丘の上から景色を見た時でした。ちょうど陽の光が斜光線で木々に当たっていて、その付近を覗いていたら、斜光線に当たった木々が輝き、その奥の日陰になっている木々とのコントラストが非常に美しかったのです。何の変哲もない、条件さえ整えばいくらでも見える普通の風景なのですが、この時は異様に美しく思えました。ちょうど、一眼レフカメラで風景の美しい部分を切り取ってシャッターを切ったような感覚でした。それからは、ヒノデで見るものがどのように見えるか神経を集中させるようになりました。

自分の目で見るよりも美しい風景に出会ったおかげで6倍の双眼鏡の価値がようやくわかり始めました。考えてみると、ヒノデの実視界8.4度はフルサイズの一眼レフの300㎜望遠レンズの画角とほぼ同じでした。6倍より高い倍率だと見える範囲がごく限られてくるので、風景を見るというより風景の一部の何かを見ている場合が多いと思います。それにしても、ヒノデの見え方は非常にクリアでコントラストが高く、自分の目が特別の機能で非常に良くなったかのような印象がありました。そう感じるほどヒノデの光学系は完成度が高いと思いました。

6倍の双眼鏡は風景を見るのに良いだけではありませんでした。森の中で使ってみると、これまた見たいところがクリアで自然に見えました。倍率が8倍より低いから物足りないということは全く感じませんでした。むしろ、見たいところを良く見るための道具として快適ささえ感じました。裸眼で見るより木の幹の質感などが立体感を伴ってごく自然に見えました。シジュウカラやメジロなど小鳥の観察もしっかりできましたのでバードウォッチングでも倍率が低すぎるとは感じませんでした。それどころか、無理なく実視界8.4度を見ているので、木の枝と枝の間を飛び回って見え隠れする小鳥を追うならこの倍率の方が良いと感じました。

「無理なく」と書いたのは、もっと倍率の高い双眼鏡でもヒノデ6×30-B+と同じくらいの実視界のものがあるからです。ヒノデ6×30-B+の場合、見かけ視界が50度程度で実視界8.4度を見ることができます。人間が集中して見ることができる視界の範囲はそれほど広くはありません。無理なく広い範囲を見るには倍率を下げるしかないのです。6倍の双眼鏡に意味があるということにようやく気付きました。(もし、小鳥をもっと大きく見たいなら防振機能の付いた10倍以上の倍率の双眼鏡が良いと思っています。ただし、動く鳥を双眼鏡の視野に捉えるのは難しいので、鳥が止まった時に使っていますが。)

ヒノデ6×30は、視野周辺部の像にもこだわっていますが、対物レンズに非球面レンズを使っているのがユニークに感じられます。そして何よりも抜けの良さが秀逸です。他の双眼鏡よりも実体感が感じられるように見え、覗いていてワクワクしてくるような素晴らしさを感じます。

なぜこのように見えるのか、自分なりに考えたのですが、一番の理由は倍率が抑え気味の6倍だからではないかと思います。この倍率だと見ている範囲も狭過ぎず見たいと思う所がごく自然に目の前に近づく感じがします。また、視野周辺までしっかりしている光学系ももちろん優秀ですが、それに加えて抑え気味の倍率で手振れの影響が少ないことがクリアで快適な視野になるのではと考えています。

ヒノデ6×30は自然観察、野鳥観察、星見などあらゆることに使えます。何も考えずに風景を堪能するために使うのにも良いと思います。まさにオールマイティです。この双眼鏡が届いてから1か月ほどになりますが、今では一番メインの双眼鏡になっています。あらためて、双眼鏡の倍率、大きさ、重さ、視野の明るさ、立体感ある見え方、手振れの影響の少なさなどを考えてみると、言わば基本中の基本がポロタイプの6×30だなと思いました。ヒノデは、このスペックを磨きに磨いた双眼鏡ということですね。

スタッフより

6x30は、日の出光学を作るきっかけになったスペックです。私たちがこの6x30というスペックを見つけたとき、使えば使うほどわかってくる、優れた性能にほれ込みました。そして、このスペックの双眼鏡を磨きこんで、最高のものを作り、お客様に届けようと思った、日の出光学の原点を思い出しました。

私たちが6x30に込めた思いをダイレクトにご理解いただけて、感無量です。本当に素敵なレビュー、ありがとうございました。