お客様の声「ヒノデ8×42-D1」(自然観察・山歩き)1
お客様の声(神奈川県横浜市 S様)
本製品は8×42としてはとてもコンパクトで、重さも軽い部類です。他社の8×32と大きさを比較してみましたがほとんど変わりません。重さもわずかに85g重いだけです。ですから、実際に首からぶら下げて散策してみても感覚は変わりません。付属のストラップが幅広なので首への負担も少なく感じます。使用感は8×32をそのまま口径を大きくして、その分だけ性能が上がった感じがします。
実視界の広さは少し劣りますが、このあたりは双眼鏡全体の大きさと重さに関係してくるでしょうから目を瞑ることにします。全体のバランスを重視した御社の英断に感謝します。
鎌倉の広町緑地で使った時は曇りで本製品の良いテストになりました。木陰の中のガビチョウはもちろん良く見えました。常緑広葉樹の葉と葉が重なったところもよく分かりました。高い木の枝の上に止まっている小鳥(ヒガラ?)は半逆光でしたがクッキリ見えました。これらはコントラストが高いことの証でしょう。ミズキの実を食べまくっているタイワンリスを良く観察できたことも報告しておきましょう。
周辺部の収差が少ないため遠くの景色をパンしながら覗いても気持ちがいいです。色収差も抑えられていると思います。この時は3時間以上ずっと首から下げたままで使いましたがまったく負担は感じませんでした。広町緑地は部分的には急な勾配の所もありますが、そうした所でも首から下げたままで使っています。
日の出光学様はバードウオッチング等の自然観察に8×32T-1の方を推奨されていますが、8×42D-1だって十分コンパクトで、軽いとは言わないまでも重くはないと感じています。また、8倍という倍率を手持ちで使うためにはある程度の重さは必要だと思っています。私の場合は、使い心地の良さ、観る楽しさを優先して8×42D-1の方を選択しました。
スタッフより
リアルなご使用レビューをいただきありがとうございました。視界の広さに対してもご理解いただきありがとうございます。ご指摘の通り、無理に視界を広げるよりも、全体のバランスを優先しております。