8x32-T1 ヒノデ双眼鏡

双眼鏡 ヒノデ 8x32-T1

D1

価格

34,800円(税・送料・手数料込)

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返品・保証について

一ヶ月間、いかなる理由でも返品を受け付けます。(詳しくは保証、返品、交換、修理をごらんください。)商品には全て自信がありますが、とりあえず一度手にしてみて、お気に召さなければご返品していただいてかまいません。その場合は、即時返金いたします。

三年間、通常使用の範囲内で故障した場合、無償で修理いたします。

詳細

対物レンズ有効径 : 32mm(EDレンズ)
倍率 : 8倍
実視界 : 7.5度
アイレリーフ : 18mm
明るさ : 16
レンズ、プリズムのコーティング: 全面マルチコート(7層) 撥水・ハードコート
最低合焦距離 : 2.0m
(近くだけでなく遠い側にも、通常と比べてピント調整範囲が広めに作られております。普通の双眼鏡では裸眼で無限遠に合わないという強めの近視の方でも、普通に無限遠にピントを合わせることができます。)
・重さ : 584g
・サイズ : 横 118mm × 縦 115mm × 厚さ 50mm(ページ下方に写真あり)
プリズムBak4
・生産国 : 中国 (日本国内にて全数検品)
・カラー : ブラック
眼幅調整範囲 : 57〜75mm
・防水性能 : 深さ3mの水中で、3分間 (窒素充填防水)
・付属品:ソフトケース、対物キャップ、接眼キャップ、ストラップ(いずれも、このページの下方に写真があります。

※他の商品と比較するのに便利なスペック表はこちらをごらんください。

自然観察、大会場でのコンサート用に適した双眼鏡

8x32−T1は、本格的な野鳥観察・自然観察用として企画された双眼鏡です。

これまで、ドームやスタジアム、アリーナクラスの会場で行われるコンサート等で、小型の双眼鏡(ヒノデのラインナップで言えば、N、A、K、Sシリーズ)を使ってきたけれど、少し物足りないと感じている方にもおすすめです。

自然観察、野鳥観察に適したスペックとは?

野鳥観察に適したスペックを探るうちに、8x32というスペックにたどり着きました。

オールマイティな6x30や、コンパクトな7x20あたりを使えば、野鳥などの自然観察は十分楽しめます。また、野鳥観察初心者や野鳥を撮影する方々にとっては、視野の広い5x20は非常に便利な道具でしょう。

しかし、より本格的な観察を楽しむなかで、どうしてももう少し倍率がほしくなることがあります。実際、野鳥観察で最も使われているのは8倍の双眼鏡かもしれません。

ヒノデのラインナップで考えれば8x42−D1ということになるかもしれませんが・・・

8x42は一般的なスペックですし、今でも8x42を野鳥観察や自然観察のスタンダードと考える人は多いです。しかし、フィールドでは8x32というひとみ径4mmのスペックも多く見られます。

ここ30年で大きく進化したコーティングのおかげで、視界は随分と明るくなりましたから、よほど暗い状況でなければひとみ径は4mmで足りるということでしょう。おそらくユーザーの方々も、意識的か無意識かはわかりませんが、これを実感しているのです。

もちろん個人差はあると思いますが、ひとみ径に関してはヒノデスタッフの実感も同じです。十分に良いコーティングを採用している双眼鏡であれば、ひとみ径4mmで、明るさが足りないという不満は感じません。

だいたい、ひとみ径3mmを切るあたりから、暗さや見づらさを感じることが増えてきます。逆に、8x42−D1のページでも説明しましたが、ひとみ径が5mm必要なのは星を見るときくらいかもしれません。

8x42というスペックは多くの場合700gを超える重量があり、歩きながらの観察の場合、フットワークの邪魔になります。星を見るとき以外で、その重量を補うほどのメリットが、ひとみ径5mmにあるかというと、何とも言えません。 それならばひとみ径4mmの8x32がベストだろう、ということになります。

ひとみ径4mmには8x32のほかに、5x20、10x42という選択肢があります。

5x20はヒノデのスタンダードであるAシリーズのスペックです。無理の無い気持ちの良い見え方は、ジャンルに関わらず多くの皆さんに支持されています。しかし、用途によってはもう少し倍率がほしいと思うこともあるでしょう。

一方、10倍はただでさえ手ブレの影響が大きくなるのに、42mmとなると重量は700gを超えてきます。これは手持ちで使うには苦しいでしょう。屈強な男性ならともかく、多くの人にとっては使いこなせないかもしれません。

ということで、日の出光学は、野鳥観察、自然観察用のスペックとして8x32を推薦したいと考えました。重量も500g前後まで絞ることができますから、体の小さい日本人にはちょうど良いサイズです。

大会場でのコンサートやイベントに適したスペックとは?

同じようなことがコンサートなどのライブイベントにも言えます。

近年、ドーム球場や巨大なアリーナなど、大会場で行われるイベントが増えました。大規模な野外フェスも驚くほど増えています。会場の大型化にともない、双眼鏡へのニーズは増え、より高い倍率を欲する人が出てきています。

ヒノデとして最初におすすめしたいのは、コンパクトな7x20−K1です。しかし、さらなる倍率を求めるとなったとき、手持ちで使うとすれば、手ブレの影響を考えると、倍率は8倍くらいまでが現実的だと思います。

ライブイベントにおいては、42mmの双眼鏡は大きいため、傍目からはかなり大袈裟に見えます。また、長時間持つには重さが問題になります。

32mmはコンサート用としては決して小さくありませんが、もてない重さではありません。8x32なら上で書いたように明るさの面でも問題になることはありません。

お客様の声

T1を使い始めてから1か月が経過しました。ここで僭越ながら私的な感想を述べてみたいと思います。

まず前提として、
・私の使用目的はバードウォッチングです。
・私は現在貴社の6×30B+(主戦力)と、ニコンの10×42モナーク7(遠くの水鳥用)を使用しているので、それらとの比較が感想に入っていると思います。

※ 私は裸眼で、右1.5、左0.9と左右の視力に差があります。すでに老眼が始まっています。
※ 私は手が大きいです。おかげで(?)10倍の双眼鏡でも手ブレは気になりません。

最初に素晴らしいと思った点です。

・自然な見え方 : 感動ものです。今までに覗いてみた他のダハプリズムの双眼鏡は、ともすれば近くの木の幹が平面に見えたり、木の全体が平板を重ねて貼り合わせたように見えたりしましたが、T1はその現象がほとんどありません。残念ながらゼロではありませんが、ほぼ気になりません。

(私は光学系は素人なのでよくわかりませんが、この「平面・平板」現象はダハプリズムの宿命なのでしょうか?それとも自分の目に起因するものなのでしょうか。他の方に借りて覗いたKOWAのフラッグシップであるジェネシスですら木の幹が平べったく見えて、「あれっ?」と思ってしまいました。だからこそ、「T1すごいな!」と強く思いました。)

・画像が非常にクリアーに見える : 適度にエッジがきいているといいますか、視野の全体が明るくくっきりと見えます。特に近く(自分から20m以内くらい)がよく見えるように感じました。エッジがききすぎると上述の「平面・平板」につながるような気がするので、T1はちょうど良い感じだと思います。 また、逆光や曇天・夕暮れ時のような厳しい条件下でも鳥の識別がしやすく、よく見えていると思います。

続いて使いづらさを感じた点です。

・接眼レンズキャップがきつく、対物レンズキャップがゆるい : 特に接眼レンズキャップは、急に雨が落ちてきたときにサッとかぶせるように付けたいのですが、難しいです。

・視度調節リングがかたい : 力を入れて回すので、つい行き過ぎてしまうことが多く、視度調整はけっこう苦労しました。

また、今回のT1使用で、以前購入してからずっと使ってきたB+の良さを再確認できました。

とにかくナチュラルで見やすい、ということが第一です。視野も非常に広く、双眼鏡の視界の中でキョロキョロ目を動かすことができます。だから、目も疲れません。

本当に素晴らしい双眼鏡だと思います。以前「一生もの」と言ったのは間違いありませんでした。

以上、長文になってしまい申し訳ありません。貴社のますますのご発展を祈念いたしております。これからも素晴らしい双眼鏡を作り続けてください。

(山形県山形市/O様)

スタッフより:普通のお客様なら気づいていただけないような、見え方の違いに気づいていただけき、双眼鏡屋冥利に尽きますね。 例えば、ダハ特有の像の平板さやざらつき感のようなものは、 気にならない人にとっては全く気にならないようですが、私たちも気にしているところです。

ポロは対物レンズの左右が離れているので、立体感が増すというのは大きいと思いますが、それだけではない、プリズム由来の問題がある気がします。

また、B+のナチュラルを超えたナチュラルさは、私たちがかなりこだわった部分ではありますが、 そこをご指摘いただけたのも嬉しいです。 双眼鏡を、本当に愛情を持ってお使いいただいているのが伝わってくる、素敵なご感想、 ありがとうございました。

接眼キャップに関しては今のところそれほど要望をいただいていないのですが、 これは確かにきつめですよね。今後検討いたします。

対物キャップはご要望が多く、私どもも問題を感じておりましたので、 セカンドロットから、よりきつめのキャップに変更しようと思います。

視度調節リングの固さにかんしては、なかなか難しいところです。いちど調整したら動かすことはないので、 なるべく動かないように固くして欲しいというリクエストが多いんですよね。 これについても、引き続きお客様の声を集めて行きたいと思います。

写真で見る8x32−T1


↑まずは前から


↑うしろから。

ビノホルダー
↑ピントノブの反対側についている三脚固定ネジには、ふたがついています。これをはずすと、ネジ穴が露出します。このネジ穴に、ビノホルダーと呼ばれる金具(別売)をつけて、三脚に固定することができます。

日の出光学では、まだ、三脚、雲台や、ビノホルダーの取り扱いがありません。現状では、コーワさんのKB1-MT、ビクセンさんのビノホルダーMH、ニコンさんのTRA-3という商品がお勧めです。(下写真はニコンさんのTRA-3です)


↑ビノホルダーで固定した状態です。


↑ツイストアップタイプの目当て。左側が縮んでいる状態。指でつまんで回転させると伸びて、右のような状態になります。


↑ボディはアルミ製。握りやすくショックに強い、軟質プラスチックで全面をカバーしています。ウレタン系ではないので、加水分解によるベタつきも起こりにくく、ゴムと違い、白く粉をふくこともありません。

c2サイズ
↑D1のサイズです。


↑他機種とのサイズ比較。


↑接眼レンズの7層マルチコーティング

対物レンズコーティング
↑対物レンズの7層マルチコーティング


↑対物接眼レンズともに撥水コート


↑正面から


↑横から


↑布のソフトケース付き


↑バッグのふたを閉めたところ


↑ひとみ径はきれいな真円を描く

商品企画ストーリー

ある日の社内会議の模様です。


「8x42−D1を発売して、星見のユーザーに対しては、ヒノデとしての提案ができたと思うんだ。でも、鳥見のユーザーに向けて推薦できるようなこれ!という機種がないよね」

「5x20や7x20は鳥見用としても十分な能力があると思いますが・・・」

「まあたしかに。野鳥撮影の補助には5x20ほど便利な機種はないと思うし、7x20はかなり本格的な野鳥観察ができるよね。それでも十分といえば十分なんだけどさ。」

「なるほど、何が言いたいのかわかりましたよ。要は8x32を作りたいと。」

「正解! 今、野鳥観察といえば8x32が主戦場でしょ。」

「コーティングが進化して、光線透過率がどんどん上がってるから、多少暗いシチュエーションでも瞳径5mmが必要なくなりましたよね。倍率8倍だとしても、もう、大きくて重い8x42を使う必要はないかもしれません。」

「まあ実際使ってみれば、8x32で十分だって話になるよなあ。見えるんだもん。」

「8x42が必要なのは、本当に星見くらいかもしれませんね。」

「8x32なら、7x20と比べても一段明るいから、薄暗い夕暮れ時に木の中にいる鳥を見るときにはありがたいし、コンサートや観劇でも、席が遠いときには結構便利だと思うよ。」

「そうですね。星見以外なら、かなり広範囲にオールマイティに使えるスペックです。」

「サイズもある程度小さいし、重さも500gくらいだからね。」

「一つ持っているといいな、というスペックですね。」

「今作るなら、コンパクトボディのダハ、対物レンズはEDかな。」

「8x42−D1のコンパクトタイプという感じですかね。」

「そうだね、D1の兄弟機として作ってみよう。」

こうして開発に至ったヒノデ8x32−T1。極めて実用的で便利な双眼鏡に仕上がりました。